2001-11-30 ◆インド政府、繊維産業市場の一層の開放も検討 【ニューデリー】インド政府は、欧州連合(EU)がパキスタンに対して認めたのと同様、インドに対しても輸出割当を大幅に拡大、特別一般特恵関税(GSP)制度に基づく輸入関税の撤廃もしくは削減を含むパッケージを準備するなら、繊維産業市場をさらに開放する用意がある。 インディアン・エクスプレスが11月28日報じたところによれば、繊維産業省のトップは同紙に以上の考えを語った。それによるとインド政府はEU側が二国間討議の場で何らかの言質を与えるのを待っており、米国に対しても同様の姿勢を表明している。 今年4-7月の間、インドの繊維輸出は下降の一途を辿っており、EUが輸出割当を拡大し、GSP下の関税カットを認めぬ限り、繊維輸出の回復は望めない。こうした退潮は世界的景気後退と米国におけるテロ事件に密接に関係している。EUがどこまで譲歩するかは予想がつかず、インド側はEUの譲歩のレベルに応じて市場を開放する方針と言う。