2001-12-10 ◆MUL、今月末に全面的値上げ検討 【ニューデリー】インド政府とスズキが対等出資するインド最大の乗用車メーカー、Maruti Udyog Ltd (MUL)は今月末に全車種の価格を3%ほど引き上げる見通しだ。 デカン・ヘラルドが12月8日報じたところによると、MULオフィシャルは以上の消息を確認したものの、値上げ幅に関しては「目下研究中」と述べ、詳細を明らかにしなかった。 MULは今会計年度予算の発表直後に値下げを行い、その後5月に値上げを行っていた。業界観測筋は、乗用車販売は一般に1月、2月、3月に上昇に転じることから、この時期に全車種を値上げするのは決して良いタイミングとは言えないと指摘する。とは言え、競争過熱でコスト以下の販売を強いられて来た他のカー・メーカーも、来年1月以降、MULに倣って続々値上げを行うものと見られる。 MULの10月の乗用車販売台数は昨年同月の1万7676台から1万9596台に10.81%アップ、これに対して業界全体の10月の乗用車販売は4.3%の増加を見た。今年初7ヶ月(2001/4-10)のMULの販売台数は昨年同期の17万台から19万台に4.5%増加したが、業界全体の乗用車販売は同期にマイナス成長を記録した。