2001-12-10 ◆契約製造ビジネス35%縮小 【ムンバイ】耐久消費財の売れ行き不振から今年の契約製造ビジネスは、昨年比30~35%縮小、取り分け小規模契約製造業者は大規模業者にビジネスを奪われ、深刻な打撃を受けている。 エコノミック・タイムズが12月8日報じたところによれば、メーカーは税対策や生産コスト削減のため、契約製造方式を採用しており、少なくとも40%の耐久消費財が契約製造業者を通じて生産されている。デリー拠点の主要な契約製造業者としてはCalcon、Dixon、Daenyx、Elinが挙げられる。カラー・テレビジョン(CTV)の販売は比較的良好だが、シロモノの今年の売上は洗濯機も冷蔵庫も横這いとなっており、メーカーは在庫管理に神経を尖らせている。エアコン・メーカー、Voltasの幹部によると、メーカーは何れも在庫の滞留を恐れ、契約製造業者への注文を見合わせている。 消費者用電子製品テレビジョン製造業者協会(Consumer Electronics & Television Manufacturers Association)会頭を務めるPhilips IndiaのRajeev Karwal上級副社長は「政府は契約製造ビジネス振興に必要なインフラの整備を行っていない」と語る。 耐久消費財の売れ行き不振は、原材料サプライヤーにも影響を及ぼしており、こうしたサプライヤーには、亜鉛鍍金鋼板、カラー塗装鋼板、電磁鋼板(electrical steel sheet)等の製造を手掛ける冷間圧延鋼メーカーが含まれる。