1995-08-17 ◆<星>アズテク、中国消費者用電子製品市場に照準 【シンガポール】アズテク・システムズは中国消費者用電子製品市場に照準を合わせ、今期中にもビデオCDプレーヤーを初出荷する。 OCBCインベストメント・リサーチのアナリストによると、マルチメディア周辺機器メーカーのアズテクが消費者用電子製品市場に進出するのは初めてのこと。この種のビデオCDの画像はレーザーCDのそれに劣る。またアズテクはこれまで中核としてきたサウンド・ボード・ビジネスからより収益性の高い、例えばテレフォニー・カードやCD-ROMドライブへの重心移動を図っている。サウンド・カードにFAX/モデム機能を追加したテレフォニー・カード及びCD-ROMドライブ・ビジネスは今年上半期の同社売上の60%を占めている。これに対してサウンド・カードの比重は1994年の71%から11%に下降した。 アズテクのテレフォニー・カードへの移行が成功裏に進められているのに対して、ライバルのクリエイティブ・テクノロジーのこの種のカードの出荷量は依然として5桁に達していない。アナリストはクリエイティブが伝統的に小売り市場をターゲットとしてきたのに対し、アズテクが相手先商標製造業者(OEM)市場重視の戦略を採ってきたこともこうした相違に反映されていると見ている。(ST:8/16)