2001-12-24 ◆11月の中核インフラ部門成長率3.4% 【ニューデリー】工業部門全体のパフォーマンスは依然低調だが、今年11月の中核インフラ部門6業種(原油/石油精製/石炭/電力/セメント/鉄鋼完成品)の成長率は3.4%と、前月の2.2%に比べ僅かに改善した。しかし昨年同月の7.4%の成長率には遠く及ばない。 エコノミック・タイムズ、デカン・ヘラルド、ビジネス・スタンダード、インディアン・エクスプレスが12月22日伝えたところによれば、工業生産指数全体の26%の比重を占める中核インフラ6業種の成長率は、今会計年度に入って以来低調に推移して来たが、9月には5.2%をマーク、復調の兆しを見せた。しかし10月には再度2.2%に鈍化していた。 中核インフラ部門の11月の成長に貢献したのはセメントと石炭部門で、セメント部門の成長は7.9%と、昨年同期の1.1%に比べ顕著な改善を見た。加えて石炭部門は、昨年同月の0.3%とは対照的な12%の二桁成長を実現した。しかし産業部門の需要軟化から石油精製部門は昨年同月の15.7%から7.5%に、電力部門は7.4%から1.7%に、鉄鋼完成品は11.4%から0.7%に、原油生産は5%から0.6%に、それぞれ成長速度を鈍化させた。 年初8ヶ月(2001/4-11)の中核インフラ部門全体の成長率は2%と、昨年同期の6.4%に比べ遜色が見られた。年初8ヶ月のセメント部門の成長は昨年同月の4%から5.5%に、石炭部門は-3.7%から3.8%に、それぞれ改善したが、原油生産は+0.1%から-1.9%に、石油精製は28.1%から3.9%に、鉄鋼完成品は10.2%から0.6%に、電力生産は4.9%から2.6%(水力発電-4.8%/火力発電3.5%/原子力発電18%)に、それぞれ後退した。