2002-01-15 ◆L&T、セメント・プロジェクト全てを凍結 【ドゥルガプル】西ベンガル州に125クロー(US$2589万)を投じて設けた年産100万トンの粉砕設備(grinding unit)を先週稼働させ、国内最大のセメント会社になったLarsen & Toubro(L&T)は、供給過剰の現状を配慮し、全てのセメント生産施設拡張計画を暫時凍結すると宣言した。 インディアン・エクスプレスとエコノミック・タイムズが1月14日報じたところによると、L&TのJP Nayak社長は先週土曜に催された粉砕設備の稼働式の席上、以上の方針を明らかにした。それによると、これにはアンドラプラデシュ州Tadripatiにおける拡張計画も含まれる。しかし、2006年までに現在の1600万トンの製造能力を1900万トンに拡大する目標は変更しないと言う。 L&TはBoston Consulting Groupに委託し、向こう5~10年のビジネス計画と経営戦略を立案するとともに、目下年産1億トン強、年率8%の成長を遂げる国内セメント産業における14%の市場シェアを維持するため、製造能力を毎年100万トンづつ拡張する方針を決めている。デボトルネッキング/混合セメントの調合率改善/市場隣接地における粉砕施設の増設等を通じて製造能力を拡張する。製造能力を100万トン拡張するには300~350クロー(US$6215万-7251万)の投資を必要とする。L&Tは過去30ヶ月間に400万トンの製造能力を追加した。 L&Tはグジャラート州に2つ、タミールナド州とオリッサ州のJharsugudhaに各1つ、粉砕設備を有し、今回稼働した西ベンガル州Durgapurの施設は5つ目。この他マハラシュトラ州Awarpur、チャッティースガル州Himri、グジャラート州Kavaya、アンドラプラデシュ州Tadripatiに、それぞれ1つづつクリンカー・ユニットを設けている。 西ベンガル州の新ユニットは、Himriプラントからクリンカーを、Durgapur Steel Plantから鉱滓を、Bakreswar火力発電所からフライ・アッシュを取り寄せ、セメントを製造する。 西ベンガル州における昨年のセメント消費はカルナタカ州に続き国内2位にランクされたが、1人当たりの消費量は極めて小さいと言う。