2002-01-29 ◆Piramal、ICIの製薬部門買収 【ムンバイ】一連の企業買収で注目されるAjay Piramal氏の旗艦、Nicholas Piramal India Ltd(NPIL)が、ICIの製薬部門を70クロー(US$1450万)の現金で買収、インド心血管(cardio-vascular)治療市場のトップに浮上した。 ビジネス・スタンダード、インディアン・エクスプレス、エコノミック・タイムズが2月26日伝えたところによれば、ICIは買収に伴う諸経費として1クローをNPILに支払うことを認めており、これを差し引いた買収コストは69クローになる。買収の対象には、商標、タミールナド州チェンナイ近郊Ennoreに設けられた製造施設、輸出ポートフォリオ、現場スタッフ(field force)が含まれる。NPILのAjay Piramal会長が記者会見の席で明らかにしたところによれば、買収費用は内部資金と借入で賄う。 NPILは今回の取引で新たにTenoclor、Inderal、Fluthane、Tenormin等の商標を手に入れることになる。TenorminはICIポートフォリオ中最大のブランドで、昨年の売上は15クロー(US$311万)。市場調査会社ORGによれば、Tenorminはインド心血管領域では売上第2位にランクされる。現状では買収された製造施設の拡張や製品の再編は計画されておらず、これまで通りの製造が続けられる。現場スタッフ200人を含む357人の従業員の平均年齢は30歳で、これらのスタッフに関しても整理は計画されていないと言う。