2002-01-29 ◆次期会計年度に景気復調の兆し:Fitch 【ムンバイ】投資資金の不足がインド経済の成長の枷になっているが、次期会計年度に景気が復調する兆しも生じている。 エコノミック・タイムズが1月26日伝えたところによれば、国際格付け会社現地子会社のFitch Indiaはこのほど発表した報告書の中で、以上の見通しを示している。それによると、インド経済が8%の成長を実現するには、国内総生産(GDP)の31.2%に相当する資金が投資に振り向けられねばならない。しかしインドの国内総貯蓄(GDS)はGDPの22.3%に過ぎない。このことからもインドがその成長を維持する上で海外ファンドの流入に大きく依存していることが窺える。しかし資本の純流入はGDPの2%に過ぎず、投資に必要な資金と投資可能な資金の間に大きなギャップが存在する。 しかし、年初8ヶ月(2001/4-11)の低水準な石油輸入、非石油輸入の拡大、そして石炭生産の増加は、景気復調の兆しと見なされると言う。