1995-08-18 ◆<泰>ミャンマー港湾リース構想に業界冷淡な反応 【バンコク】タイはミャンマーの小港タボイを借り受け、アンダマン海から陸路貨物をバンコクに直送する計画を実行しようとしているが、海運業界は同プロジェクトに懐疑的だ。 同構想はタクシン・シナワトラ副首相が前政権の外相時代にミャンマー当局者に提案したものだが、交通問題担当の副首相に就任したタクシン氏は最近その支持者に事業化調査を進めるよう指示した。タクシン氏の構想ではタボイからタイ西北部のカチャンブリを経てバンコクに至るルートは約300キロでマラッカ海峡を迂回するのに比べ大幅に海運コストと輸送時間を節約できる。しかも貧しいタイ西北部の経済成長を刺激することにもつながる。同相はかつて日本軍が鉄道の敷設を試みた同じルートに道路及び鉄道の建設を検討していると言う。しかし海事振興協会の幹部はタボイの規模は余りに小さく、開発コストを相殺するほどの経済効果は期待できないとし、不必要且つ非現実的構想とコメントしている。(BT:8/17)