2002-02-05 ◆インド繊維輸出、中国に後れ:中期輸出戦略 【ニューデリー】インドは中期輸出戦略の下、向こう5年間に繊維製品輸出の年率7.2%の成長を実現、2007年までに年間183億米ドルの輸出達成を目指しているものの、これまで中国や東南アジア、南アジア諸国に後れをとって来たインドが、世界市場におけるシェアを維持し、拡大するには、思い切った施策を講じる必要がある。 インディアン・エクスプレスが2月4日報じたところによると、中国は米国、欧州連合(EU)、日本の主要3市場のほとんど全ての繊維品目において大きなシェアを占めている。取り分け日本ではプルオーバーやブラウスを含むトップ100輸入品目全てについて支配的シェアを握っている。これに対してインドは米国とEU市場のシャツ、EUのブラウスとリンネルに関してのみ、中国に比肩するシェアを占めているに過ぎない。これらの市場のセーター/女性用スーツ/Tシャツのシェアについては、インドは中国に大きく後れをとっている。 中期繊維輸出戦略は向こう5年間に年率7.2%の成長を実現、年間繊維輸出額を現在の121億米ドルから2006-07年までに183億米ドルに拡大することを目指しているが、1996-97年以来の成長率は6.08%に過ぎない。 中期輸出戦略はこうした目標を実現するため、労働法の改正、投資拡大、インフラ開発、新スキームの導入を掲げている。