1995-08-21 ◆<星>市場筋、石化製品価格の回復予想 【シンガポール】石油化学製品価格は9月以降に回復に転じるものと予想されている。 供給サイドでは、米国や韓国の複数のエチレン・プラントが操業を停止、シンガポールでも年産45万トンのペトロケミカル・コープ・オブ・シンガポール(PCS)のエチレン・プラントが10月から保守のため40日間操業を停止する。ポリオレフィン・カンパニー、エチレン・グリコールズ・シンガポール、フィリップス・ペトローリアム・シンガポール(ポリエチレン/ポリプロピレン製造)もPCSに倣ってそろって休業する。需要サイドでは、数カ月前に突然厳しい輸入規制を強いた中国が輸入を再開、またクリスマス・シーズンに向けてプラスチック業界はフル操業を続けている。 その実、現在の市価は1994年のレベルをかなり上回っており、今日のトン当たり800-850米ドルのポリエチレン価格は4、5月の900-1050米ドルを下回るものの、94年の平均500-600米ドルを遥かに上回っている。トン当たり1300米ドルのパラキシレン価格も3カ月前の1600米ドルには及ばないが、2年前の2倍以上のレベルだ。一部の業者は94年の不振は新たな好景気のスタート・ラインと評している。(BT:8/18)