2002-02-28 ◆州議会選挙結果、BJP後退、国民会議派伸張 【ニューデリー】先週土曜に行われた州議会選挙でインド人民党(BJP:Bharatiya Janata Party)はウッタルプラデシュ州における政権を喪失、パンジャブ州とウタラチャル州の支配権は国民会議派(Congress)が奪取した。このためバジパイ政権も長期的に影響を受けそうだ。 インディアン・エクスプレス、ビジネス・スタンダード、デカン・ヘラルド、エコノミック・タイムズが2月25日報じたところによると、ウッタルプラデシュ州では、社会党(SP:Samajwadi Party)が403議席中146議席を獲得、BJPの108議席を凌ぐ最大勢力として浮上した。しかし同党が選挙後に連立政権を率いる可能性は薄い。99議席を手に入れたBahujan Samajwadi Party(BSP)が、州政権の行方の鍵を握るものと見られる。この他、国民会議派が26議席、その他の政党が23議席をそれぞれ手に入れた。 ウッタルプラデシュ州のRajnath Singh首席大臣は敗北を認め、辞任を表明しており、選挙後に首班を務める考えは放棄したようだ。連立与党のJana Krishnamurthy党首が「有権者の票決を受け入れる」と語ったことからもBJPは野党としての役割を務める方針を決めたものと見られる。これに対してSPリーダーのMulayam Singh Yadav氏は「反BJP政党は手を携え、非宗教政権を樹立すべきだ」と語り、連立政権樹立に意欲を示した。またVishnukant Shastri州知事(Governor)はLucknowで、「全ての党の主張に耳を傾けたい。何れの政党が安定政権を樹立できるか見えて来るだろう」と語った。 国民会議派は今回の選挙で新たにパンジャブ州とウタラチャル州の政権を手に入れたが、パンジャブ州における勝利は当初期待したような圧倒的なものではなかった。同州では国民会議派が116議席中63議席を手に入れ、これに対してAkali/BJP連合はBJPの4議席を含め44議席にとどまり、その他の政党が9議席を占めた。同州でも少なからぬ州政府閣僚が落選する中で、Parkash Singh Badal首席大臣が、敗北を認め辞任を表明した。 ウタラチャル州では国民会議派が70議席中36議席を手に入れ、19議席に勢力を縮小したBJPから政権を奪取した。この他、BSPが7議席、その他の政党が8議席を占めた。 マニプール連邦直轄地では、マニプール連邦党(FPM:Federal Party of Manipur)と国民会議派が死闘を展開、国民会議派が60議席中13議席、FPMが11議席を手に入れたものの、何れも過半数には遠く及ばなかった。同地区ではBJPは3議席を手に入れ、その他の諸党が19議席を占めた。