2002-03-04 ◆中央銀行、蔵相の金融政策への同調否定 【ニューデリー】新年度予算演説においてYashwant Sinha蔵相が小口預金金利を3月1日より50ベイシス・ポイント引き下げると発表したが、中央銀行Reserve Bank of India(RBI)のYV Reddy副総裁補(deputy governor)は、「少なくとも4月までは新たな金融措置は計画されていない」と述べ、大蔵省の金融措置に中央銀行が直ちに同調する可能性を否定した。 エコノミック・タイムズが3月1日伝えたところによれば、株価は予想外に小幅な金利引き下げで2ルピー下降したが、中央銀行副総裁補の以上の談話後、さらに4.50ルピー下落した。 小口預金スキームの金利(AIR:administered interest rates)は、満期が同等な国債(government securities)の二次市場における利回りにリンクされている。今回のAIRに連動して国債利子が引き下げられる期日(cut off date)は明示されていないが、4月1日に実行されるものと見られる。 復興債(Relief Bonds)の利率は8%に50ベイシス・ポイント引き下げられた上、こうしたボンドに対する年間投資に20万ルピー(US$4101)の上限が設けられたことから、依然として10年もの国債(government bonds)の7.80%の利回りを上回るものの、投資家は復興債に対する関心を失うものと見られる。 政府はまた、既に満期を迎え、未だ償還されていない過去の復興債の今後の支払いも8%にすると発表、債券市場を一層動揺させた。