2002-03-05 ◆セメント価格、全国的に暴落 【ムンバイ】年度末に向けた売上目標の達成と市場シェア確保を目指すセメント各社の値下げ競争が勃発、価格カルテルが崩壊したことから、全国的なセメント価格の暴落が生じている。 ビジネス・スタンダードが3月4日報じたところによると、セメント業界にとって最も好収益を上げる南部における50キロ詰め1袋当たりセメント価格は先週、140-145ルピーと、10~15ルピー値下がりした。 マハラシュトラ州ムンバイにおける卸売価格は、これ以前の138-140ルピーから135ルピーに、小売価格は154ルピーから148ルピーに、それぞれ下降した。アンドラプラデシュ州では1袋125ルピー、Bhopal/Raipur地区のそれは115ルピー/110ルピーにまで落ち込んでいる。 東部と北部市場も同様で、西ベンガル州コルカタやデリーでは1袋120ルピー以下に値下がりした。 ディーラーらによると、一層の値下がりが予想されることからバイヤーは購買計画を繰り延べ観望する姿勢を見せており、このことが値下がりに拍車をかけている。需要そのものも軟化しており、政府の買付が大幅に下降、マハラシュトラ州の一部の地区に発生した旱魃も事態を悪化させている。こうした状況は少なくとも今月末まで持続する見通しと言う。