2002-04-01 ◆エイサー、ホームPC市場開拓に本腰 【バンガロール】法人向けパーソナル・コンピューター(PC)市場の主要プレーヤー、Acer India Ltdは、次期会計年度第1四半期からホームPC市場の開拓に乗り出す。 インディアン・エクスプレスが3月28日報じたところによると、エイサー・インディアのS Rajendran重役(マーケッティング担当GM)は“Acer Aspire”モデルをインド・ホームPC市場に投入する計画を明らかにした。それによると、同社は様々な先端機能を備えたエイサー・アスパイアをトータル・ホーム・エンターテインメント・ツールとしてマーケッティングする。当面都市部を中心にパイロット・ベースで販売、その後全国規模の販促に乗り出す。目下、ホームPC市場の開拓に必要なディーラー・ネットワークや、チャンネル・パートナー、バック・エンド・オペレーションの仕上げを進めている。しかし値下げ競争を行う考えはない。 市況低迷に関わらず、銀行/金融/政府/石油部門に照準を合わせた戦略が奏功し、エイサー・インディアは25%の成長を実現できる見通しだ。インド市場に関して一部のアナリストはマイナス成長を予測、別のアナリストは5%以上の成長を予想しているが、エイサー・インディアはマーケットの成長率を10~12%、同社自身の成長率を25%と見通している。 昨年はルピー・ビジネスが130クロー(US$2666万)、米ドル・ビジネスが1000万米ドル前後をマークしたが、今年はルピー・ベースのビジネスが25%の成長を見ているものの、米ドル・ベースのビジネスは低迷している。来年度については、現行年度とさしたる変わりはないものと見られる。しかし来年第2四半期以降に若干の復調が予想される。エイサー・インディアは引き続き銀行/金融/保険/政府部門に照準を合わせる。これらの領域は売上全体のほぼ80%を占めている。また石油部門に特別の配慮を払っている。同部門では、液化石油ガス(LPG)ディーラーシップのネットワーク化やその他のサプライ・チェーン・マネージメント・システムの導入が図られていると言う。