2002-05-03 ◆GAIL、IOCと提携し石油化学市場開拓 【ニューデリー】Gas Authority of India (Gail)はIndian Oil Corporation (IOC)と提携し石油化学ビジネスに本腰を入れる構えだ。両社はHaldia Petrochemicals Ltd(HPL)及びIndian Petrochemicals Corporation (IPCL)の権益取得で共同歩調をとる他、研究開発(R&D)領域における提携も準備している。 エコノミック・タイムズが5月1日報じたところでは、GAILは南インドに新たな石油化学コンプレックスを設けることも検討している。石油天然ガス省筋によると、GAILは最近の同省に対するプレゼンテーションの中で、石油化学領域における大規模な投資計画を披露した。 それによるとインド東部地区ではHPLのシェアを手に入れるとともに、HPLとの間で製品をスワップするアレンジを準備している。 西部地区については、IOCと手を結びIPCLの権益を取得することに強い関心を見せている。IOCはIPCLの民営化入札に既に応札しており、業界消息筋によれば、GAILとIOCのトップ管理職は、関係協議を進めている。IOCのIPCL民営化入札には、Oil and Natural Gas Corporation (ONGC)も参加を準備しており、IOCが首尾良くIPCLの権益を落札した際には、他の2社との協力が具体化するものと予想されている。GAILはまたIPCLに対するガスの供給にも強い関心を寄せている。 南部地区に関しては、GAILは新たな石油化学コンプレックスの建設を準備しており、消息筋によると新規石油化学コンプレックスの建設は、石油化学ビジネスを拡張する同社企業戦略の一部分になっている。石油化学コンプレックスの初歩的な事業化調査が既に進められており、液化天然ガス(LNG)ベースのものになる見通しだ。 現在エチレンを年間30万トン、高密度ポリエチレン(HDPE)を同10万トン、低密度ポリエチレン(LDPE)/直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)を同16万トン製造しているGAILは国内石油化学市場における20%のシェアを握っており、北部における同シェアは42%、南部は12%、西部は13%、東部は9%となっている。また中国とベトナムに一部の製品を輸出している。