2002-05-03 ◆Paswan石炭・鉱業相辞職 【ニューデリー】Ram Vilas Paswan石炭・鉱業相は4月29日、閣僚ポストを辞すとともに、バジパイ政権の連立与党全国民主連盟(NDA:National Democratic Alliance)との関係も断った。 インディアン・エクスプレスが4月30日伝えたところによると、通信相から石炭・鉱業相に異動させられて以来、バジパイ首相との関係が冷却していたパスワン氏は、最近はグジャラート州における暴動事件を巡り政府に対する批判的言動を行っていたが、同氏の辞職声明は、NDAメンバーが、グジャラート州の暴動事件を巡る国会下院における政府弾劾動議の対策を協議する数時間前に発表された。 パスワン氏が所属するLok Janshakti Party(LJP)のメンバー4人は、翌日の政府弾劾動議を支持することになっており、パスワン氏はTelugu Desam Party、Trinmool Congress、National Conference等の他のNDAメンバーにも弾劾動議支持を働きかけていたとされる。 しかし政界観測筋によると、パスワン氏辞職の真の理由は、Bahujan Samaj Party (BSP)がNDAに加わったことにあるようだ。LJPとBSPは何れも、ビハール州及びウッタルプラデシュ州におけるDalit(低カースト)票を争う仲だが、バジパイ首相に率いられるインド人民党(BJP:Bharatiya Janata Party)は、数週間以内にBSPと手を結びウッタルプラデシュ州に新政権を樹立する計画と言う。