2002-05-16 ◆バイエル、ポリマー/作物科学に照準 【ムンバイ】ドイツの化学会社Bayer AGは、インド・ビジネスの照準をポリマーと作物科学(crop science)に合わせる方針だ。 ビジネス・スタンダードが5月15日報じたところによると、目下のところ作物科学ビジネスは、バイエルのインドにおける1377.1クロー(US$2.81億)の営業額に33%ほど貢献している。また2001年の作物科学ビジネス売り上げは前年比29%の成長を見た。ポリマー・ビジネスは全体の47%を占め、この他にヘルスケア・ビジネスが同10%、化学品ビジネスが同8%を占めている。バイエルがAventisの作物科学ビジネスを合併するのに伴い、インド作物科学市場における同社のシェアは28~29%に達する。 インドにおけるバイエル・グループの会長兼MDを務めるDieter Kambeck氏によると、親会社が目下事業を再編中のため、当面インドにおける目立った投資は予定されていない。また再編に伴う人員(現在2700人)整理の可能性に関してもコメントすることはできない。 値下げ競争の加熱や家庭用殺虫剤市場における成長率の19%(2000年)から7%(2001年)への鈍化で、コンシュマーケア・ビジネスの売り上げは大幅に下降した。同社製薬部門の製品ミックスは最適とは言えないため、間もなくある種の新製品を紹介する。またスペシャリティー製品領域における他社とのコマーケッティングも計画している。 一方、親会社のための製品ソーシングを既に開始しており、この他、2000年10月にスタートした極東/中東/欧州向け化学品輸出の品目を追加することを検討していると言う。