2002-05-23 ◆キャリア・エアコン、今年の売り上げ20%増予想 【ナグプル】エアコン・メジャー、Carrier Aircon Ltd(CAL)は、今年のインドにおける営業額が昨年の400クロー(US$8173万)から20%ほど拡大するものと予想している。 ビジネス・スタンダードが5月21日伝えたところによると、CALにとってマハラシュトラ州におけるMumbaiに次ぐ重要市場Nagpurを訪れたG. Raghavan社長は同紙に以上の消息を語った。それによると、昨年は季節はずれの降雨と涼しい夏に災いされ、エアコン業界は不振な営業成績を記録したが、最悪の時期は過ぎ、前途に光明がさしている。CALは当初今年の売り上げが3~5%の伸びにとどまると見ていたが、予想以上の成長が望める。 インド・エアコン産業の市場規模は、未組織部門(non-branded sector)を含め1900クロー(US$3.88億)と見積もられ、同社は現在20%のシェアを占めている。 消費者の可処分所得の増加とエアコン価格の下降からエアコン産業は成長の時期を迎えている。エアコン価格は昨年同期に比べ15~20%値下がりした。業界は生産コストの最適化に加え、敢えてマージンも縮小、量販体制を敷いている。今年度予算ではエアコンに対する32%の消費税率引き下げが期待されたが、同期待は実現しなかった。 CALは最新のエアコン・モデルを世界市場と同時にインド市場にも紹介する。レシプロ・コンプレッサー領域のリーダーCALは、目下、ロータリー・コンプレッサー・ベースのウィンドー・エアコンをナグプル及びインド北部市場で発売する最終段階の準備を進めている。この種のエアコンは特にインド市場をターゲットに設計されたものである。同社の韓国ユニットはアジア及び欧州のニーズに応じ、年間100万台以上のロータリー・コンプレッサーを製造しており、間もなくインドを対象にデザインしたモデルを紹介する。 CALの75%のビジネスはウィンドー及びスプリット・エアコンで占められ、チラー・セグメント、サービス、スペア部品部門が残りの25%を占めている。最近は、“P”シリーズのハイ・ウォール・スプリット・システムをデリーとアジアの複数の国で発売した。同社の好評を博している商品にはリモコン、殺菌・酵素フィルタ(BEF:bactericidal enzyme filter)等の特徴を備えたOptimaシリーズ、スプリット・システムの“P”及び“G”シリーズを挙げられる。CALは普及率の拡大、取り分けリテール・セグメントへの浸透を目指している。傘下に専属のセールス&サービス・ディーラー400社、キャリア・コンフォート・ポイント120店、小売りカウンター600店を擁する同社は、セールス&ディーラー・ネットワークの一層の拡張を図っている。専属ディーラー網は今会計年度末までに600に拡張されると言う。