2002-05-28 ◆デンソー、Pricolの持分を26%に拡大図る 【コインバトール】デンソーはタミールナド州Coimbatoreを拠点にダッシュボードやアクセサリーの製造を手がけているPremier Instruments & Controls (Pricol)の持分を現在の12.5%(1997/4に取得)から今年12月末までに26%に引き上げる見通しだ。 エコノミック・タイムズが5月24日、Pricol幹部の言として報じたところによると、デンソーとPricolはこのほど、デンソーの持分引き上げに関する合意書を取り交わした。最終方針は今年12月に下されるものと見られ、デンソーが新資金を注入、Pricolの増資が行われる可能性が大きい。 払込資本6クロー(122万)のPricolは、2001-02年度に営業額252.56クロー(US$5161万)、純益9.05クロー(US$185万)を計上した。 一方、中国製モーターサイクルの組み立て・販売を計画する地元企業2社、ラジャスタン州拠点のMonto MotorsとAsta Motorcycles & Scooters Indiaは、電装品やアクセサリー、ディスク・ブレーキのソーシングに関して目下Pricolと商談を進めている。月産2万5000セットのディスク・ブレーキ製造施設を昨年稼働させたPricolは、生産したディスク・ブレーキをRoyal Enfieldに納入している。 Brakes IndiaとKalyani Brakesもディスク・ブレーキを製造しているが、独自開発したステンレス・スチール製ディスク・ブレーキを製造しているのはPricolをおいて他にない。PricolはPiaggioにはオイル・ポンプを、Bajaj AutoとKinetic Engineeringにはパイロット・ロード(pilot load)を納入。TVS Motor、Yamaha、Hero Hondaにもパイロット・ロード・サンプルを届けている。 昨年は米国におけるテロ事件の影響で輸出の営業額全体に占めるシェアが11%に下降したが、今年は改善が見込めると言う。