2002-06-06 ◆Nilachal、銑鉄10万トンの輸出契約獲得 【ブーバネスワル】政府系金属貿易会社Metals and Minerals Trading Corporation (MMTC)とオリッサ州政府の合弁に成るNilachal Ispat Nigam Ltd (NINL)は、銑鉄10万トンを輸出する50クロー(US$1020万)以上の契約を獲得した。 ビジネス・スタンダードが6月4日報じたところによると、最近操業を開始したばかりのNINLは、6月1日、Paradip港から最初の2万7500トンを韓国向けに出荷した。NINL会長も兼ねるMMTCのSD Kapoor会長によると、今年9月まで毎月1回1隻分の銑鉄を輸出する計画だ。 年間110万トンの銑鉄製造能力を有するNINLの初年度の稼働率は70%と見込まれている。国内市場は、国際市場よりも魅力的だが、全量を国内市場に供給すれば、現在トン当たり7200ルピーの国内価格に値崩れを生じさせる恐れがある。このため取り分け東南アジア方面の市場開拓に力を入れる。NINLはまた鋼片(steel billet)及び線材(wire rods)の製造を手がけ、事業の総合化を図る。既に生産設備や酸素プラントを発注しており、関係施設は18ヶ月内に完成する。 一方、姉妹会社Konark Met Coke Ltd (KMCL)は年間80万トンの冶金用コークスの他、タール/硫安等の副産物を生産、55MW(メガワット)の発電施設も備える。発電施設は高炉ガスを利用した電力生産を既に開始しており、NINLの電力需要のほぼ全量を賄える。 NINLとKMCLの合計プロジェクト・コストは2500クロー(US$5.1億)。MMTCは両社に各26%出資することを希望していると言う。