2002-06-24 ◆冷間圧延鋼業界、政府に日韓のダンピング調査陳情 【ニューデリー】冷間圧延鋼製造業者協会(CRSMA:Cold-Rolled Steel Manufacturers Association)は、冷間圧延(CR)鋼のダンピング調査を政府に求める方針を決めた。 ビジネス・スタンダードが6月21日、CRSMA筋の消息として報じたところによると、月間1万5000トン前後のCR鋼製品が日本や韓国の企業によりダンピングされている。輸入CRコイル/シートの価格はトン当たり約330米ドルと、国内フロア価格を21%下回り、470~500米ドルの国際平均価格を遙かに下回っている。過去数ヶ月、輸入品の量は顕著に増加しており、Maruti Udyog Ltd(MUL)やTata Engineering and Locomotive Company Ltd(Telco)等の自動車メーカーは、最早国産品に目をくれなくなった。 また国内CR鋼業界は熱間圧延(HR)鋼の値上がりにより、ほぼ10%の値上げを強いられているが、低価格な輸入品に満たされた市場はこうした値上げを受け入れなくなっている。このため政府による断固とした国内産業保護措置が緊急に必要とされていると言う。 しかし、Braja Kishore Tripathy鉄鋼相は、この点に関して「国内CR鋼業界は、外国産CR鋼の脅威を受けておらず、インドにCR鋼製品がダンピングされている事実も存在しない。政府は全ての可能な措置を講じ、国内産業が既に保護されていることを証明する」と語った。