2002-07-02 ◆今年初2ヶ月の一次鉄鋼完成品輸出14%下降 【ニューデリー】今年初2ヶ月(2002/4-5)の一次鉄鋼完成品(primarily finished steel)輸出は40万トンと、昨年同期の46万6000トンに比べ14%下降した。 ビジネス・スタンダードが6月29日報じたところによると、年初2ヶ月の鉄鋼半完成品輸出も昨年同期の6万4000トンから3万トンに半減した。鉄鋼省傘下Joint Plant Committee(JPC)のチーフ・エコノミスト、AS Firoz氏によると、年初2ヶ月の輸出減退をトレンドと見なすのは時期尚早である。 米国によるインド産鉄鋼製品に対する反ダンピング税の適応と欧州連合(EU)による同様の措置は、インドの鉄鋼輸出にマイナスの影響を及ぼした。米国とEUはインド産鉄鋼製品のバルク市場である。中国は広大な市場だが、同時に厳しい競争市場でもある。 鉄鋼業界は、バングラデシュ、ミャンマー、アフリカ等、米国/EUに代わる市場の開拓に努めており、インド国内においても鉄鋼産業をとりまく環境は改善しつつある。鉄鋼価格は世界的に過去数ヶ月安定した上昇基調を辿っている。しかし今後一層の値上がりを期待することはできず、実際のところ今年12月以降には、国際的な値下がりが予想されると言う。