2002-07-22 ◆Hindalco、Alcoaと共同でNalco民営化に入札 【ムンバイ】Aditya Birlaグループ傘下のHindalco(Hindustan Aluminium Company)Industries Ltd(HIL)は、米国拠点の世界第2のアルミニウム会社Alcoaと再度手を結びNational Aluminium Company Ltd(Nalco)の民営化に入札する見通しだ。 ビジネス・スタンダードが7月19日、消息筋の言として報じたところによると、最後の土壇場で予期せぬ障害が生じない限り、HindalcoとAlcoaの提携は成立する見通しだ。両社はこれ以前にはBharat Aluminium Company (Balco)の民営化に共同で入札したが、Sterliteに出し抜かれた経緯がある。 アナリストによると、Nalcoの29%の政府持分買収に加え、別途20%のシェアを公開買い付けするコストは合計7000クロー(US$14.28億)にのぼることから、譬え5640クロー(US$11.5億)の準備金を有するHindalcoにしても、また海外資本市場で資金を調達するにしても、単独でこれほどの資金を投入したなら、極めて厳しい財政状況に陥らざるを得ない。 それに引き替え、Alcoaと共同で特別会社(SPV:special purpose vehicle)を設立すれば、国際市場での資金調達が容易な上、Nalcoの政府持分に食指を動かすAluminium Pechineyを初めとする内外の企業に対し先取点をあげられる。 仮にインド第2のアルミニウム・メーカーで、インド最大のアルミナ生産会社でもあるNalcoを傘下に収めるなら、Hindalcoは国内アルミニウム産業における指導的地位を揺るぎないものにでき、Alcoaは、アルミナのキャプティブ・ソースを確保できる。Nalcoは長期にわたりインド最大のアルミナ輸出会社で、154万トンのキャパシティーを有する。Nalcoはまた2928クロー(US$5.97億)の準備金も保持、昨年は2385クロー(US$4.86億)の売上と407クロー(US$8301万)の利益を計上した。