2002-07-22 ◆リライアンス、電力市場で新たなイニシアチブ準備 【ムンバイ】地場大手石油化学会社Reliance Industries Ltd(RIL)が、ほぼ1年にわたり棚上げされたままになっている少なからぬ発電事業を再開する気配は見られないが、RILは電力市場における新たなイニシアチブを準備しているようだ。 エコノミック・タイムズが7月18日伝えたところによると、RILは最近、Dabhol Power Company Ltd(DPC)の元幹部Mukesh Tyagi氏とSanjeev Khandekar氏を上級管理職に任命した。恐らくさらに多くのスタッフを新規採用し、新部門を組織、電力事業、取り分け送配電事業に乗り出すものと見られる。Tyagi氏とKhandekar氏は、DPCがそのシャッターを下ろした後、RILにスカウトされたもので、7月1日に正式入社したが、まだ新ポストは決まっていない。RILは、デリーの送配電事業の民営化が成功したことから、国内送配電事業の再編が臨界点に達するものと予想、同市場の開拓に乗り出す構えと見られる。デリーに続き、カルナタカ州とアンドラプラデシュ州も近く送配電事業の民営化入札を募集する。 一方、RIL傘下のBombay Suburban Electricity Supply Ltd (BSES)は、SBI Capital Markets LtdにRILがこれまでに手に入れた発電事業の事業化調査を委ねた。これらには3960MW(メガワット)のHirmaプロジェクト、500MWのJamnagarプロジェクト、Jayamkondam発電事業の500MWから1500MWへの拡張プロジェクト、447MWのPatalgangaプロジェクト、375MWのGhoghaプロジェクトが含まれ、RILが100%もしくは一部出資している。累積赤字を抱えるBSESはこれまでにゴアにおける40MWの発電事業を手がけるReliance Salgaokar Power Coの買収を決めたにとどまっている。 RILはこの他、Jamnagar(360 MW)/Hazira(250 MW)/Patalganga(85 MW)/Naroda(45 MW)のキャプティブ発電施設を独自経営しているが、これらはBSESにオファーしていない。