2002-08-08 ◆ERPプレーヤー、中小企業市場に照準 【ハイデラバード】ビジネス環境が益々複雑化し、競争が過熱する中で中小企業もエンタープライズ・リソース・プラニング(ERP:enterprise resource planning)パッケージを導入、競争力強化、経営効率化、顧客にフレンドリーなサービスの提供を図るようになっており、地元や海外のERPベンダーは中小企業市場の開拓に本腰を入れつつある。 インディアン・エクスプレスが8月6日、業界筋の言として報じたところによると、インドの中小企業ERP市場規模は600クロー(US$1.22億)を超えるものと予想され、年率12~15%の成長を遂げている。目下のところ中乃至低レベルのERPパッケージを導入している中小企業は、中小企業全体の30%に満たない。 Satyamオフィシャルによると、中小企業は大手グローバル企業との緊密な提携関係を維持する上からサプライヤ-/顧客/パ-トナ-を含めたネットワ-ク/コラボレ-ションの総体としての拡張エンタープライズ(extended enterprise)を実現する新システムの導入を迫られている。 IntelligroupのMDS Bosco重役(CEO)は、「中小企業は低コストで、簡易に導入できる定型システムを必要としている」と指摘する。 Orion ERPパッケージを提供するICICI Infotech幹部によると、ここ数ヶ月、内外のERPベンダーがquick bucks(手っとり早い金儲け/あぶく銭)を求めて中小企業市場に殺到する現象が生じていると言う。 大部分のベンダーは、集中的訓練サービスの他、省スペース/固定価格/固定バンドリング・オファー付きパッケージを準備している。 例えばSAP/Baan/Oracle/PeopleSoft等は主に大手企業向けのERPパッケージを提供しているが、中小企業向けパッケージのベンダーにはOrion/Ramco Marshall/Ciscon等が含まれると言う。