2002-09-02 ◆鉄鋼業界、米国の輸入関税適応の動きを冷静に観望 【ニューデリー】インドのステンレス・スチール業界は米国がインド製品に新たに15%の輸入関税を課す動きを見せていることをそれほど深刻視していない。 ビジネス・スタンダードが8月30日伝えたところによると、インド鉄鋼業界は、米国向けステンレス棒鋼及び山形鋼(stainless steel bar and angle)の輸出量が4000トンに過ぎないことから、影響はほとんどないとしている。インドの鉄鋼輸出に占めるステンレス・スチールの比率は約4%で、昨年は6万トンのステンレス・スチールを米国に輸出した。この内鋼板が5万5000トンを占め、残りが棒鋼と山形鋼で占められた。 Jindal Strips Ltd(JSL)のArvind Parekh財務担当取締役は、「米国がステンレス棒鋼及び山形鋼に輸入関税を課したにしても、インド鉄鋼業界はさしたる影響を受けず、警戒すべき兆候は存在しない」と語った。 目下のところ米国はステンレス棒鋼に反ダンピング税を課しているが、ステンレス山形鋼には課税していない。