2002-09-13 ◆今年初4ヶ月の鉄鋼輸出1.6%アップ 【ニューデリー】今年初4ヶ月(2002/4-7)の鉄鋼輸出は90万8000トンと、昨年同期の89万4000トンから1.6%増加した。 ビジネス・スタンダードが9月10日報じたところによると、インドの鉄鋼輸出は今年(2002-03)に入って以来、4月と5月には約14%のマイナス成長を記録したが、6月、7月、そして8月にはプラス成長を回復した。 鉄鋼省に所属するJoint Plant Committee(JPC)のチーフ・エコノミスト、A S Firoz氏によると、インド産鉄鋼製品の主要な輸出先は、欧州連合(EU)/米国/アフリカ/西アジアで、中国も輸出市場として急浮上しているが、まだ主要輸出相手国にはなっていない。同氏は、「年初2ヶ月の輸出後退にはロジスティクス問題が関係している可能性がある」と指摘した。 アナリストらによれば、中国における目下拡張中の製造設備は、向こう数年間に輸入を代替することになる見通しだが、当面インドの対中輸出が脅威を受ける恐れはない。しかしKhandwala Securitiesの上級リサーチ・アナリスト、Anant Katare氏は、「2年後には中国の鉄鋼輸入は顕著に下降、その頃には輸出も開始されるだろう」と予想した。 中国は目下年間1億6000万トンの鉄鋼製品を生産しており、来年はさらに8%の製造能力拡張が予想されている。 一方、Steel Authority of India Ltd幹部は、輸出は向こう数ヶ月間にさらに拡大すると楽観的見通しを示した。