2002-09-13 ◆HPL、IOCに経営権抜きの少数権益オファー 【コルカタ】Haldia Petrochemicals Ltd (HPL)は、Indian Oil Corporation (IOC)に少数権益をオファーしているが、経営権を引き渡す考えはない。 ビジネス・スタンダードが9月11日報じたところによると、HPLのTarun Das会長は10日、以上の考えを語った。それによるとHPLの既存プロモーターは、IOCに対して以上の意向を既に伝えている。今年初、HPLの既存プロモーター-The Chatterjee Group (TCG:43%)/西ベンガル州政府(43%)/Tata Sons(14%)-は、IOCと、第4の出資者としてIOCを迎える交渉を行ったが、支配権益と経営権を巡り意見が一致せず、交渉は7月に打ち切られた。 Das氏によると、HPLは取締役会に率いられる専門家により管理されているため、出資パートナーを求める際も、シェアのみを提供、経営権は提供しない。HPL取締役会には、最近、上級官僚出身のNaresh Chandra氏と企業経営者Jamshyd Godrej氏が加わったが、更に新人を招聘、その陣容を一層強化する計画だ。 Das氏は、またGas Authority of India Ltd(GAIL)に出資を求める問題に触れ、「GAILの500クロー(US$1.02億)の出資とマーケッティング協力はHPLの足場を十分強化できる」と語った。 また1社以上の企業から競争力有る価格で6~7ヶ月のナフサ・クレジットをオファーされている。HPLは月間150クロー(US$3059万)のナフサを購入しているため、6ヶ月のクレジットは600クロー(US$1.22億)相当のキャッシュ・フローを意味する。したがってナフサ・クレジットの延長だけで、600~700クロー(US$1.22億-1.43億)の運転資金を融通でき、運転資金の逼迫は大幅に軽減される。 HPLの債務再編計画に対する金融界の反応は総じて良好で、HPLは過去2四半期にわたりターム・ローンの利子支払い約230クロー(US$4691万)を滞らせているが、こうした負債が10月1日に金融機関の不良資産(NPA)になるようなことはない。 HPLは近く公開公募(IPO)を行い、一般投資家に出資を求めることを計画している。石油化学市況の復調さえ持続すれば、HPLのEBIDTA(営業利益と減価償却費の合計)は110クロー(US$2244万)前後に達する見通しと言う。