2002-09-26 ◆ESC、情報技術輸出の落ち込みに警鐘 【ニューデリー】インドの情報技術(IT)輸出は過去2年下降線を辿っており、今年の成長率は22%にとどまる見通しだ。 デカン・ヘラルドが9月24日伝えたところによると、電子製品/コンピューター・ソフトウェア輸出促進委員会(ESC:Electronics and Computer Software Export Promotion Council)が主催した『日本のIT市場における言語関連マーケット・アクセス・ファシリティー・イニシアチブ』と題するセミナーの席上、ESCのP K Sandell副会長は以上のように警鐘した。それによると、インドのIT輸出は2000年までは年率50%前後の成長を遂げて来たが、2001-02年は30%に落ち込み、今年は約22%に一層の減速が予想されると言う。 しかし、商工省のDipak Chaterjee次官は、「現在の国際環境からすれば、22%の成長率は悪くなく、米国のインド委員会は25%の成長を予想している」と指摘した。 Sandell副会長によれば、IT輸出を現在の80億米ドルのレベルから2007-08年までに500億米ドルに拡大する目標を実現するには、年率20%前後の成長を維持せねばならない。しかし業界と政府が長期/短期の策を講じるなら、同目標を超過達成することも可能だ。日本のIT市場規模は600億米ドルと、米国に次ぐが、インドのシェアは2%に過ぎない。 Chaterjee次官は、言語技術が、インドIT企業の日本市場開拓の主要なネックになっていると指摘、インドのソフトウェア産業はこの方面の技術を磨き、日本やドイツ市場を積極的に開拓せねばならないと強調した。