2002-10-03 ◆ティッセンクルップNashik工場、依然赤字 【ムンバイ】ドイツ企業Thyssenkruppが、2年前にRaymondから412クロー(US$8403万)で買収したマハラシュトラ州Nashikの年産20万トンの鉄鋼プラントは、依然赤字経営を続けている。 エコノミック・タイムズが10月1日報じたところによると、ThyssenKruppのGerhard Jooss取締役は同紙に以上の消息を語った。同氏によると、ThyssenKrupp Stahlの子会社EBG Germanyが76%、Raymondが残りの24%を出資する合弁会社EBG India(かつてのRaymondのスチール製造部門)は、目下インド国内でただ1社、家電製品に用いられる電磁鋼(electrical steel)を製造している。ティッセンクルップが9000万米ドル前後を投じ買収し、近代化工事を施した同工場の製品は最高の品質を備えているにも関わらず、インドの税構造に祟られ、EBG Indiaは依然として赤字経営を続けている。電磁鋼の製造にはhot bandを輸入する必要があるが、この種の原料に課される輸入関税は、完成品に課される関税より遙かに高率である。従って、国外で製造した電磁鋼をインドに輸出した方が、国内で製造するより、遙かに経済性を有すると言う。しかし同氏は具体的損失額を明らかにするのを避けた。 ティッセンクルップは低付加価値の条鋼の製造には関心が無く、その方面に進出する計画はない。しかし同社は最近、自動車部品領域に投資、またECEとエレベーター製造に関わる合弁を組んだと言う。