2002-10-04 ◆IICT、合成航空潤滑油開発事業をリード 【ハイデラバード】インド化学技術研究所(IICT:Indian Institute of Chemical Technology)は、今月、Hindustan Aeronautics Ltd (HAL)やNational Aerospace Ltd (NAL)を含むコンソーシアムを率い、国内航空産業向けに合成航空潤滑油(SAL:synthetic aviation lubricant)を開発するプロジェクトに乗り出す。 ヒンドゥー・ビジネス・ラインが10月2日IICTのK.V. Raghavan理事の言を引用し報じたところによると、プロジェクト予算は17クロー(US$347万)で、コンソーシアムは石油に替え、植物油を主要原料に用いる。インドでは現在、Indian Oil Corporationが輸入合成潤滑油から航空潤滑油を製造している。新プロジェクトでは、再生可能な原料の使用と、SALを開発・検査する能力を培うことに照準が合わされる。 IICTはまたラニチジン(ranitidine)の商業生産の過程で生じる副産物メチルメルカブタン(methyl mercaptan)に伴う環境汚染を低下させるエコフレンドリーなプロセスを開発した。ラニチジンの製造を手がけるバルク薬品会社は同プロセスを用いることにより、良好な市場価値を有するメタン・スルファミン酸を抽出することもできると言う。