1995-09-02 ◆<星>家電流通会社Casa、6000万株公開 【シンガポール】家電製品や浴室調度品の流通を手掛ける地元企業Casaホールディングズは木曜(8/31)、シンガポール証取(SES)メイン・ボード上場を目指し、額面10セントの6000万株を1株38セントで公開した。 6000万株の内、4500万株は新株、1500万株は譲渡株で、社員や取引先への割り当て分600万株を除き全て公募に付される。予想純益に基づく公募価格の株価収益率(PER)は11.9倍、昨年度実績を基準としたそれは12.9倍で、1株当たり純有形資産は16.67セント、95年9月期の予想配当は0.5セント。Casaのリム・スーチョン重役(CEO)によると、公募により調達される1560万Sドルは、ジュロンに設けられる9000平米の工場兼倉庫の建設費(S$450万)や借り入れの返済(S$750万)及び運転資金に充当される。リム氏を含む3人の友人により1976年に設立されたCasaの94年度売上は6295万Sドルと、90年来以来2倍に拡大。純益は35万7000Sドルから475万Sドルにアップし、利幅も拡大している。95年3月末締め半期純益は310万Sドルとなっている。昨年度営業額の68%はシンガポールにおけるもので、残りはマレーシアの売上で占められた。同社はこれら両国にディーラー550社とサービスセンター6カ所を有する。目下中国、タイ、ベトナムにおける製造拠点の構築もしくはこれらの国への直接輸出の可能性が探られていると言う。(ST,BT:9/1)