2002-11-11 ◆VCDのOscar、CTV市場進出 【ニューデリー】積極的な価格戦略とキャッシュ&キャリー方式によりVCDブームに乗り、家電製品Bセグメントのトップ・ブランドにのし上がったOscarは、次の照準をカラー・テレビジョン(CTV)市場に合わせ、大攻勢を準備している。 CTVのボリューム販売でSansuiやPhilipsと肩を並べることを目指すOscarは、クリケット・ワールド・カップに乗じて広告支出を拡大、全国的なブランド・イメージの確立を図るとともに、向こう2年間に業務の後方統合化に50クロー(US$1034万)を投資する計画だ。 エコノミック・タイムズが11月6日報じたところによると、ウッタルプラデシュ州Noidaの工場に約15クロー(US$310万)を投じ、VCD/DVDコンポーネント用SMT(surface mounting technology)ラインを増設中のOscarのKrishna Kalani重役(COO)はこのほど同紙に以上の消息を語った。 それによると、西部市場にプレゼンスを有しないにも関わらず、月間CTV2万台、VCD5万台の販売を目指す同社は、2004年までに年商を昨年実績の160クロー(US$3309万)から500クロー(US$1.034億)に拡大する計画だ。このため広告予算も2倍の10クロー(US$207万)に拡大した。西部市場を開拓する際にはマハラシュトラ州Mumbaiに先ず拠点を設けるのが定石だが、Oscarは向こう1年間は内陸(interiors)及び郊外(semi urban)に照準を合わせ、西部市場を開拓する。これにより全国市場の80%をカバー、CTV市場シェア5位もしくは6位を目指す。 ホーム・シアターや大型スクリーン・カテゴリーの一連のCTV新製品を発売するとともに、Samtelから譲り受けた平面ブラウン管製造ラインの操業が軌道に乗るのを待ってフラット・テレビジョン市場の開拓にも乗り出すと言う。