2002-11-12 ◆SRF、新冷媒HFC製造計画 【ニューデリー】タイヤ・コード・ファブリックの製造を手がける地元企業SRF Ltdは、可燃性や毒性がなく、オゾン層破壊の恐れもない新冷媒ハイドロフルオロカーボン(HFC)製造の事業化調査を進めている。 モントリオール議定書に基づき段階的に廃絶されるクロロフルオロカーボン(CFC)に代わるHFC製造施設がインドに設けられるのは初めてのこと。目下インドではCFCから非CFCに転換する過渡期の冷媒ハイドロクロロフルオロカーボン(HCFC)が製造されているが、家庭用/工業用冷蔵庫、エアコン等のメーカーは、暫く前から既にノンCFCへの転換に着手している。 エコノミック・タイムズが11月8日報じたところによると、SRFのArun Bharatram副会長兼MDは同紙に以上の消息を語った。それによると、目下、HFC製造施設を設ける事業化調査を進めており、同調査結果に基づき、工場の立地点、規模等の詳細を決める。国際的には5000~3万トンの規模が一般的だが、SRFは当面小規模なものからスタート、国内需要や価格動向、輸入品との競争等の状況をテストする計画だ。HFC134Aの他、HFC125の製造も検討されている。 SRFは目下、フランス企業Solvayと提携し、CFC 11 & 12に代わるHFC134Aの輸入を手がけている。HFCの製造で最もコストが嵩むのは新技術の導入だが、SRFは国内で開発された技術を用いるため、この方面のコストを大幅に削減できると言う。