2002-11-18 ◆中国製ケーブルTV機器が大量流入 【ムンバイ】多くの中国企業が低コストなケーブルTV機器をインドに供給する機会を狙っており、取り分けネットワークのアップグレードを希望する小規模ケーブルTV会社の関心を呼んでいる。 インディアン・エクスプレスが11月14日伝えたところによると、デジタル・サテライト・レシーバー、アンプ、モジュレーター等はインドにおける価格のほとんど2分の1の値でオファーされており、中小のケーブルTV業者も、比較的容易に既存の無線周波数(RF)方式のネットワークを光りファーバー・ベースのものにアップグレードできる。 Satellite & Cable TVのDinyar編集長は、「ハイブリッド・ファイバー同軸ケーブルへのアップグレードにより、より多くのチャンネルを提供できるだけでなく、画質も向上する」と語る。中国企業はハードウェアをバルク輸出し、インド・サイドの地元サプライヤーは独自ブランドによりこれらを販売する。匿名のサプリヤー筋によると、この種の中国製品の90%はグレー・チャンネルを通じて輸入されると言う。 中国企業はインド市場でその製品の販売を引き受ける輸入業者を物色しており、こうした中国企業の少なからぬものが最近マハラシュトラ州MumbaiでSCat Indiaが主催したケーブルTV貿易展に出展した。中国企業がインド国内に小売り網を設けてその製品を販売するのは、採算に合わない。例えばNingBo Chenguang Technology and Electronics(NCTE)はトランク・アンプリファイア等の製品のバルク輸出を計画、ディストリビューターを物色している。NCTEのYang Shi Jie課長によると、同社の製品は中東やインドに輸出され、様々な地元商標により販売されている。同社は市価を大幅に下回る価格でその製品を提供できると言う。 今年末に欧州市場への進出を予定する1993年創設のGospell Electronicsは、インドではディストリビューターを通じてその製品を販売する計画だ。米国市場開拓も計画するGospellの海外市場開拓担当者、Angie Baily女史は、「中国の労働力は低廉な上、大規模な国内市場が存在するため、規模の経済性も容易に実現できる。このため同社の製品は価格競争力を備えている」とする一方、「インドは大規模な市場で、成長の潜在性も大きい」と期待を表明した。