2002-12-13 ◆電気機器産業、5年間の低迷抜けだし成長回復 【ムンバイ】インドの電気機器産業は、好調な輸出に支えられ、今年上半期(2002/4-9)に、全体として8.2%の成長をマーク、5年以上に及んだ低迷を脱し、復調の兆しを見せた。同部門は昨年(2001-02)2%の成長を遂げた。 エコノミック・タイムズが12月6日、インド電気・電子製造業者協会(IEEMA:Indian Electrical and Electronics Manufacturers Association)の調査報告を引用し伝えたところによれば、今年上半期には、送電鉄塔の生産は27.7%、変圧器は12.2%、開閉器は10.6%、家庭用小型回路遮断器(MCB:Miniature Circuit Breaker)は28%、低圧回路遮断機は20%の成長を見た。しかし高電圧モーターの生産は-30%、電線は-8%、高電圧蓄電器は-12%と、依然としてマイナス成長を記録した。特に高電圧モーターのマイナス成長は、鉄鋼/肥料/セメント/紙等の業界の業況不振を暗示している。 IEEMA会頭を務めるLarsen & Toubro (L&T)のRN Mukhija重役(電気機器部門担当ED)によると、国内需要の復調に加え、メーカーは輸出に力を入れている。その実、現在の需要のほぼ半ばが輸出需要、取り分け中東、アフリカ方面の需要で占められている。 国内需要の復調は、主に電力開発事業の加速に伴うものだが、一部の部門が依然としてマイナス成長を続けていることが懸念材料と言える。こうした中で電気機器業界は期限付き輸出促進プログラム等を通じ、新市場の開拓に努めており、向こう3年間に年間輸出額を3000クロー(US$6.2億)に引き上げることを目指していると言う。