2002-12-18 ◆債権金融機関、鉄鋼大手3社に40%減資要求 【ムンバイ】地場鉄鋼大手3社-Ispat Industries Ltd (IIL)/Jindal Vijayanagar Steel Ltd (JVSL)/Essar Steel Ltd (ESL)-の債権金融機関は、これら3社の債務再編計画の下、払込資本の40%抹消を提案した。 インディアン・エクスプレスが12月16日報じたところによると、金融機関は同時に鉄鋼3社のプロモーターにその持ち分全てを抵当として差し出すよう求めているが、プロモーターらは、これらの提案に同意しておらず、今後これら2点がプロモーターらと金融機関の間の主要な争点になるものと見られる。 金融機関筋によると、40%の減資は、資本ベースの膨張を防ぐもので、仮に債務の一部を資本に転換するとすれば、40%の減資がその前提条件になる。また払込資本の抹消には、金融機関が保持するシェアも含まれる。プロモーターの1人は担保提出を認めたが、他の鉄鋼会社も同様の措置をとる場合に限って実行すると言う条件をつけたと言う。 ちなみに債権金融機関は昨年も鉄鋼部門の債務再編を図ったが、プロモーターが減資を拒否したため、実行できなかった経緯がある。 金融機関筋によると、プロモーターの持ち分を担保として確保することは、プロモーターの活動をチェックする上で欠かせぬ措置である。目下、IspatグループのMital一族は持ち分の51%を、Jindal一族は同30%を、それぞれ担保として提出しており、Essar Steelのプロモーターも持ち分の30%を提出することを認めている。 鉄鋼業界の債務再編計画は、金融機関により組織された債務再編委員会(corporate debt restructuring cell)により検討に付されていると言う。