2002-12-20 ◆Mentor、US$5千万投じR&D業務等拡張 【ハイデラバード】電気回路の自動設計・検証技術(EDA:electronic design automation)のリーダー、米国オレゴン州拠点のMentor Graphics Corporation(MGC)は、向こう3年間に5000万米ドルを投じ、インドにおける研究開発(R&D)活動を強化する。 インディアン・エクスプレス、エコノミック・タイムズ、ヒンドゥー・ビジネス・ラインが12月18/19日、MGCのWalden C Rhines会長兼CEOの言を引用し報じたところによると、5000万米ドルの約3分の2、3500万米ドルはアンドラプラデシュ州Hyderabadに設けた子会社Mentor Graphics (India) Private Ltd (MGI)に投じられ、後者をグループの戦略的R&Dセンターに変身させる。同目標を実現するため、ハイデラバードに独自のキャンパスを設け、スタッフを現在の100人から5年内に2倍に増員、新技術の開発を促進する。取り分けEDAツールの開発に関しては、ハイデラバード・センターは、プリント基板(PCB)/協調検証(co-verification)/テスト容易化設計(design-for-test)/IPコア(intellectual property core)/組込システム(embedded systems)領域のR&D事業に力を入れる。 MGCはウッタルプラデシュ州NoidaにもR&D拠点を設けており、こちらの業務は米国拠点Ikos子会社のIkos India Private Ltdを通じて進める。MGCは今年初ソフトウェア企業IKOS Systemsの買収を通じ、Noidaセンターを手に入れた。同センターの75人のエンジニアも5年内に2倍に増員される。 R&D投資の拡大は、新製品の開発や発明に必要な内部的成長を加速するのが狙い。目下のところ米国以外では、グループ第2の規模を有するハイデラバードのR&D施設は、将来の製品開発と営業の技術的バックボーンの役割を担う。同センターはインドの優秀なエンジニアリング・タレントを梃子に2005年までに100%の成長を遂げる見通しと言う。