2003-01-06 ◆今年初8ヶ月の輸出成長率15.65% 【ニューデリー】インドの2002年11月の輸出は41億3000万米ドルと、前年同月の35億7000万米ドルを15.62%上回った。この結果年初8ヶ月(2002/4-11)の輸出成長率は15.65%に達した。 インディアン・エクスプレス、ビジネス・スタンダード、エコノミック・タイムズ、ザ・ヒンドゥー、ヒンドゥー・ビジネス・ライン、デカン・ヘラルドが1月2日、商工省の暫定統計数字を引用し報じたところによると、11月には輸入も53億6000万米ドルと、前年同月の41億5000万米ドルに比べ29%の伸びを記録した。 この結果年初8ヶ月の輸出は前年同期の342億3000万米ドルから391億1000万米ドルに、また年初8ヶ月の輸入は前年同期の342億3301万米ドルから391億1275万米ドルに、それぞれ拡大、貿易赤字も前年同期の58億1000万米ドルから62億4000万米ドルに膨張した。 年初8ヶ月の石油製品輸入は前年同期の96億8626万米ドルから117億2886万米ドルに21.09%アップ、非石油製品輸入も245億4675万米ドルから273億8389万米ドルに11.56%の伸びを見た。 応用経済調査全国委員会(NCAER:National Council of Applied Economic Research)のDr Rajesh Chadha氏によると、11月にも輸出の二桁成長が記録され、また年初8ヶ月には非石油製品輸入が11%を越える伸びを見たことからも、国内経済の復調が窺えると言う。 しかしArun Shourie商工相は、輸出成長は確かに目覚ましいが、国内産業が中国等との競争に耐え得る国際競争力をつけるには、なお時間を要すると指摘した。それによると、インドは情報技術(IT)やメディア領域において強味を発揮しているものの、伝統的産業領域においては、技術向上のためのさしたる努力が払われた形跡はなく、成果も乏しいと言う。