2003-01-10 ◆IOC、パラディープ製油所建設計画の実行準備 【ムンバイ】Indian Oil Corporation (IOC)は、Industrial Development Bank of India(IDBI)マーチャント・バンク部門に依頼した事業化調査が完了したのに伴い、オリッサ州Paradipにおける年間処理能力900万トンの石油精製施設の建設計画に着手する構えだ。 インディアン・エクスプレスが1月8日、IOCのMS Ramachandran会長兼MDの言として報じたところによると、事業化調査の結果、年率8%の投資収益が見込めることが明らかになった。IOCは国内の石油精製能力が過剰なため、プロジェクトの実行を繰り延べて来たが、第10次5カ年計画以降に新プラントを稼働させる方針を固めた。IOCは専門委員会を組織し、国内、取り分け東部地区の石油製品需要をモニターしている。 業界観測筋によると、域内の石油製品需要の急減でプロジェクトは影響を受けたが、需要は最近回復に転じている。プロジェクトはまたIOCとオリッサ州政府の紛争により影響を受けた。実行が延期されたため、プロジェクト・コストも当初の8000クローから1万1500クロー(US$23.78億)以上に膨張している。 IOC傘下の7製油所の2001-02年の石油精製量は3376万トンと、前年の3322万トンを上回った。Chennai Petroleum Corporation LtdとBongaigaon Petrochemicals & Refinery Ltdの設備を合わせると、IOCの年間生産能力は4192万トンに達する。IOCは目下1万2000クロー(US$24.81億)の製油プロジェクトを進めており、従来の石油製品市場におけるプレゼンスを強化するとともに、下流部門への進出や、高付加価値製品の生産に力を入れていると言う。