2003-01-13 ◆タタ・コンサルタンシー、中国市場開拓3戦略立案 【コルカタ】Tata Consultancy Services (TCS)は、膨大な国内市場と良好なインフラを備えながらディバリー技術を有せぬ中国におけるビジネスを拡大するため3戦略を立案した。 ビジネス・スタンダードが1月9日報じたところによると、TCSのS Ramadorai重役(CEO)は西ベンガル州政府の“citizen to government portal”お披露目式の会場で、以上の消息を明らかにするとともに、「TCSは中国における3方面のビジネス機会の開拓に照準を合わせる」と語った。 それによると、第1のターゲットは、中国事業の拡張を図る既存の多国籍企業顧客で、これらの顧客、例えばGE Medical Systemsや大手テレコム企業は、依然としてTCSの支援を必要としている。 第2の戦略は日本、韓国、台湾等、他のアジア太平洋地域市場開拓の拠点として低コストで良好なインフラを備えた中国を利用すること。 第3は中国の国内市場の開拓。中国にはそれ自体TCSが提供するサービスやソリューションに対する膨大な需要が存在する。 これら3領域の何れのケースにおいても、TCSは地元パートナー及び地元スタッフとTCS独自チームの緊密な協力態勢を構築する。同社は既に数百人の中国人スタッフを擁する。 米国は引き続き世界の情報技術(IT)産業の牽引役を務め、英国と欧州市場がそれに続くが、中国は地理的にあらゆるタイプのインフラを備えている。主要な障害は人材の不足とデリバリー技術の欠如。これには言語問題が少なからず関係している。しかしIT産業の開発に対して中国の管理機構や政治組織は純真な献身的姿勢を示しており、こうした方面の障害が存在しないことが、中国市場に魅せられた最大の理由と言う。