2003-01-22 ◆昨年の洗濯機販売3%ダウン 【ムンバイ】年商800クロー(US$1.65億)の洗濯機業界は、10-15%の値下げや価格競争モデルの導入にも関わらず、市況の低迷を打開することができず、昨年の洗濯機販売台数は115万台にとどまり、前年比3%の落ち込みを見た。 エコノミック・タイムズが1月20日、市場調査会社ORGの統計を引用し、伝えたところによると、洗濯機は依然として都市部における生活の具にとどまっており、各社の農村部への浸透努力はあまり成功していない。低コストな家内労働力を容易に確保できることの他、貧弱なインフラが、取り分け農村部や都市郊外における洗濯機普及に歯止めをかけている。 Godrej AppliancesのSoumitra Ghatak上級副社長は、「冷蔵庫は最初に購入する家電製品のリストに含まれているが、洗濯機はそれほど差し迫って必要なものと見なされていない」と指摘する。こうしたことから金融ファシリティーの提供も販売の伸びにはつながっていない。 LGはアグレッシブなマーケッティングと価格戦略を通じ、半自動洗濯機市場の25%のシェアを獲得、Whirlpoolに替わり、同カテゴリーのトップに浮上した。半自動洗濯機は、洗濯機販売全体の80%以上を占めている。Whirlpoolのシェアは24%で、2位に後退、3位にはVideoconがつけた。 WhirlpoolとVideoconは依然としてアグレッシブなプレーヤーだが、LG、Samsung、Godrejは、これまで以上に積極的に半自動モデルを市場に投入した。 Videocon InternationalのEric Briganza氏は、「引き続き積極的な広告を行い、価格も下降したにも関わらず、洗濯機カテゴリーは全体として不活発だった」と語った。 しかしSamsung幹部は、「昨年は品揃えを拡大したが、今年は一層積極的な成長戦略を採用する」と依然強気な姿勢を見せている。 洗濯機市場全体の15%前後を占める全自動洗濯機市場ではIFB、Whirlpool、LG、Samsungが主要プレーヤーをつとめた。