2003-01-24 ◆ハインツ、フランチャイズ店網通じプレゼンス拡大 【コルカタ】8年前に“Complan/Farex/Glucon-D/Nycil powder”等、往事のGlaxoファミリー・プロダクツを買収、インド市場進出を果たした年商85億米ドルのケチャップ会社Heinzは、昨年は看板商品の“Heinz tomato ketchup”を発売、グラクソ・ブランドの売上げも4倍に拡大、今やコカコーラの販売も手がける構えだ。 エコノミック・タイムズが1月21日伝えたところによると、Heinz IndiaのPradeep Poddar重役(MD)は、「ハインツ小売店舗網を通じ、若さと純正自然食品会社のイメージを宣伝、プレゼンスの拡大を図る」と抱負を語った。それによると、手始めに旧時代のイメージを抱かれているComplanブランドを再構築する。小児用健康飲料ブランドとしてのイメージをコーヒーやビスケットにまで拡大。またエネルギー・ドリンク、Glucon-Dのテトラパック入りを発売する。コーヒー・エクスタシーの発売は、Complanに時代の先端を行くブランドとしてのフレーバーを添えることになる。これにより年商180クロー(US$3722万)のComplanブランドは6~16歳の健康飲料から若者のドリンクに変身する。テトラパック入りGlucon-Dの発売も、年商200クローのセグメントの活性化に如何なる効果を発揮するか注目される。 また主要30都市にフランチャイズ店を設け、健康食品とエネルギー・ドリンクのチェーンとしてのイメージを売り込む。これらの店ではケチャップを初めとする全ての既存ブランドが販売される。向こう1、2年内にスープ、ソース、調味料から調理済みビーン、冷凍食品までハインツのグローバル製品全てが揃えられる。カレッジのキャンパスや主要クラブ、例えばBombay GymkhanaやCalcutta Clubにも店舗が設けられる。 こうした戦略を通じトップ・ラインの40%の伸びとボトム・ラインの15~20%の成長を実現する。汗もどめパウダーNycilは、同カテゴリーのリーダーで、過去2年間に300%の成長を遂げ、年商150クロー(US$3102万)に成長した。ハインツにとって懸念材料は、Farex。NestleのCerelacとともに幼児食品ブランドとして知られるが、過去数年瀕死のマーケット・セグメントになっている。Poddar氏によると、同カテゴリーは過去数年全く成長しておらず、実際のところ下降線を辿っていると言う。