2003-02-14 ◆農業部門の不振でGDP成長率4.4%に鈍化 【ニューデリー】今会計年度(2002-03)の国内総生産(GDP)成長率は農業部門の不振に祟られ4.4%と、第10次5カ年計画が目指す年率8%の成長には遠く及ばず、前年実績の5.6%も1%ポイント以上下回りそうだ。 ヒンドゥー・ビジネス・ライン、インディアン・エクスプレス、エコノミック・タイムズ、デカン・ヘラルド、ビジネス・スタンダード、ザ・ヒンドゥーが2月8日、統計局(CSO:Central Statistical Organisation)の7日の発表を引用し伝えたところによれば、農林水産部門の成長率はモンスーンとモンスーン後の降雨の不順で1979-80年(-12.8%)以来最悪の-3.1%の落ち込みを記録する見通しで、工業部門とサービス部門の改善に関わらず、国内経済全体のパフォーマンスに深刻な影響を及ぼすものと見られる。農林水産部門は昨年度は5.7%のプラス成長を記録していた。工業部門の成長率は昨年度の3.3%から6.1%に、サービス部門のそれは同6.8%から7.1%に、それぞれ改善が予想されている。 要素費用(factor cost:生産者が受け取る価格=消費者の支払う市場価格-間接税=GNP-間接税)から見たGDPは、実質価格(1993-94年価格)で223万6128クロー(US$471億)、国民総生産(GNP)は221万7816クロー、純国民生産(NNP:net national product=GNP-減価償却費)は197万9693クロー。また10億5500万人の予想人口からすれば、1人当たりの年間NNPは1万8765ルピー(US$388)になる。