2003-03-12 ◆銅業界、向こう2年間年率8%の成長予想 【チェンナイ】インド銅業界は、製錬済み銅の市況は復調しており、向こう2年間年率約8%の成長を遂げるものと見ている。 ビジネス・スタンダードが3月8日報じたところによると、製錬済み銅の需要は、昨年度は15%の落ち込みを見た。昨年の落ち込み以前には、テレコム・ブームに支えられ、約15%の健全な成長を遂げていた。 国際銅振興会議(ICPC:International Copper Promotion Council)インディアのTarun Grover主任(CEO)によると、テレコム部門の銅需要は、インドにおける国内消費全体のほぼ4分の1を占めている。カレンダー・イヤー2002年の製錬済み銅の需要は24万トンにとどまり、34万トンの国内設備能力を下回った。世界需要は1400万~1500万トンにのぼり、今後インドからの輸出も拡大する見通しだ。 国内銅製錬会社上位2社のIndo GulfとSterliteは何れも輸出の拡大を通じ、完全操業の実現を目指している。国内需要はテレコム部門とエネルギー部門に牽引される見通しで、エネルギー部門には電気モーター製造業界が含まれる。この他、自動車用ラジエターや熱交換機製造業界の需要も期待できる。 ICPCIはインドにおける銅消費促進策の一つとして、フィンランドの大手銅会社Outokump Oyj とともに銅製ラジエターのプロモーションも手がけている。