2003-03-14 ◆ポリマー価格急騰 【ムンバイ】主にインプット・コストの上昇から過去数ヶ月ポリマー価格が急騰しており、一部のタイプの製品は過去3ヶ月間に107%上昇した。しかしこうした価格動向に見合った国内需要の増加は見られない。 ビジネス・スタンダードが3月11日伝えたところによると、アナリストらは、「イラク情勢が緊迫する中で原油の一層の値上がりを恐れるバイヤーの予約買いが増えており、また買い溜めし、将来高値で売却、鞘取りを企てるトレーダーも増えている」と指摘する。こうしたバイヤーは2~3トンを必要とする際に、10トンを予約している。その実、この種の操作はポリマー市場の慣行になっており、取り分け過去数ヶ月、値上がりが加速する中で、こうした取引が急増している。また中国方面の需要拡大で、実際の需要も今年初以来上向いている。 先週金曜(3月7日)のブレント原油の1バレル当たり価格は34.56~34.58米ドルと、1ヶ月前の32.23~32.25米ドル、6ヶ月前の28.30米ドル、1年前の23.70米ドルから、顕著な値上がりを見ている。これに伴い部分延伸糸(POY:partially oriented yarn)の3月のキロ当たり価格は77.75ルピーと、過去3ヶ月間に18.38%、過去1年間に45.19%、高純度テレフタル酸(PTA:purified terephthalic acid)の同価格は67.50ルピーと、過去3ヶ月間に107.69%、過去1年間に174.39%、ポリエステル短繊維(PSF:polyester staple fibre)のそれは71ルピーと過去3ヶ月間に30.88%、過去1年間に64.16%、モノエチレン・グリコール(MEG)のそれは46.50ルピーと、過去3ヶ月間に62.02%、過去1年間に96%、それぞれ値上がりした。