2003-03-14 ◆熱間圧延コイル100万トン不足 【ニューデリー】インド国内における熱間圧延(HR)コイルの供給不足は既に100万トンに達し、新年度は一層深刻化する見通しだ。 ビジネス・スタンダードが3月11日報じたところによると冷間圧延製造業者協会(CORSMA:Cold Rolled Manufacturers Association)のS C Mathur常務理事(ED)は、このほど同紙に以上の見通しを語った。それによると2002-03年のHRコイルの国内需要は前年比20%増の約800万トンと見積もられ、これに対して主要メーカーのHRコイル生産量はほぼ横ばいの850万トンにとどまったものと見られる。この内約150万トンが輸出され、少なからぬ部分が社内消費されるため、約100万トンの供給不足が見込まれる。来年は国内需要がさらに10%拡大するため、一層深刻な不足が生じる見通しだ。 現在HRコイルには25%の関税が課されているため、冷間圧延業界は不足分を輸入により補うこともできない。大蔵省は同関税率を10%に引き下げるべきである。 一方、CR製品に対する関税が30%から25%に引き下げられたことから、自動車業界や家電業界はCR製品の輸入を拡大するものと見られると言う。 ちなみにHR製品メーカーは、国内に供給不足は存在せず、最近の一連の値上げは、昨年の異常な値下がりの調整に過ぎないと主張、CR業界と論争している。