2003-03-19 ◆鉄鋼業界、一部の鋼材輸送を鉄道から道路にシフト 【ニューデリー】貨車のサイズばかりでなく、ある種の特殊なタイプの鋼材の処理が、鉄道による鋼材輸送の制限要因になっており、こうした鉄道輸送の限界を補う手段として道路輸送方式の利用が拡大している。 ヒンドゥー・ビジネス・ラインが3月17日報じたところによると、Steel Authority of India Ltd (SAIL)傘下の4総合プラントは、年初11ヶ月(2002/4-2003/2)に858万トンの製品を出荷、前年同期の791万トンを8.5%上回った。同期の出荷量中764万トンは鉄道により輸送され、残りの94万2000トンが道路輸送された。道路輸送された鋼材の量は1997-98年の26万2000トンから2001-02年の39万6000トン、そして2002-03年当初11ヶ月の94万2000トンに急増している。 道路輸送された鋼材の各プラントごとの量を見ると、Bhilai Steel Plant(BSP)が17万3000トン、Bokaro Steel Plant(BSP)が1万1000トン、Rourkela Steel Plant(RSP)が27万8000トン、Durgapur Steel Plant (DSP)が48万トンと、DSPだけで全体の34%を占めている。 RSP筋によると、例えば電磁鋼板(electrical steel)及び電磁鋼管を含む4種類の鋼材はほとんど100%道路輸送されており、この他熱間圧延(HR)コイル及びプレートの大きな部分も道路輸送されている。RSPの場合は全体の30%の輸送を道路輸送に依存している。取り分け小口顧客は道路輸送を好むと言う。