2003-03-28 ◆オウトクンプ、クロム鉄事業に照準 【コルカタ】フィンランドの金属大手Outokumpuは、クロム鉄事業を将来のフォーカス・エリアと認め、インドにおけるクロム鉄ビジネスを拡張する。 ビジネス・スタンダードが3月25日、Outokumpu TechnologiesのMartti Nurmisalo営業課長(鉄鋼技術担当)の言として伝えたところによると、豊富なクロム資源を有するインドは、高い電力コスト等の問題を克服できれば、クロム鉄の主要な輸出国として浮上する潜在性を備えている。オウトクンプは、インドの合金鉄、銅、亜鉛等の領域にプレゼンスを有し、関連設備機器のサプライを手がけるているが、クロム鉄に照準を合わせ、目下、Jindal、Tata、Navbharat Ferro Alloysと初歩的商談を進めている。Jindal及びTataは、南アフリカにおけるプロジェクトにオウトクンプの技術を導入することを検討している。 オウトクンプは新プラントばかりでなく、拡張計画にも注目しており、例えばBirla Copper及びSterlite Industryの拡張プロジェクトの請負を目指している。 カレンダー・イヤー2002年の売上げは200万米ドルにとどまったが、2003年に入って以来過去3ヶ月間に既に600万米ドルのビジネスを獲得した。年商60億ユーロの世界第2のステンレス・スチール会社として知られるオウトクンプは、インドで原料のクロム鉄を仕入れる可能性も検討している。とは言え、今のところこの点に関する具体的計画はまだ存在しないと言う。